2025.11.15

自助具は、日常生活に関わる動作を補助する道具です。
自助具を使うことで、今までできなかった動作ができるようになり、生活の幅が広がるでしょう。
今回の記事では、自助具の種類やそれぞれの役割について解説します。
▼自助具の種類
■食事
食事に関する自助具では、フォーク・スプーン・箸・皿などがあります。
持ち手の角度を変えられたり、柄の部分が握りやすいように太くなっていたりするため、体の動きに制限がある場合も自分で食事が可能です。
■更衣
更衣に関する自助具では、着脱が容易なデザインの洋服があります。
ボタンを留めるのが難しい場合は、ボタンフックや面ファスナーを使用すると便利です。
■整容
整容に関する自助具には、握力が少なくても握りやすい歯ブラシや長い柄のヘアブラシなどがあります。
自分で身だしなみを整えることで、心と体の健康を保てるでしょう。
■入浴
浴室は濡れていて滑りやすいため、手すりが備え付けられていると安全に入浴できるでしょう。
また、頭や背中に手が届かない場合は、柄のついているスポンジを使用すると、自分で体を洗えます。
■排せつ
トイレにも手すりが備え付けられていれば、歩行が安定しない方でも安心です。
また、便座の高さを調節できる自助具を使用することで、安定して座れる環境を整えられます。
▼まとめ
自助具には、スプーンやフォーク・面ファスナー・柄の付いているスポンジなど、さまざまな種類があります。
高齢者が自立した生活を送るためにも、個々にあった適切なものを使用しましょう。
板橋周辺エリアで訪問介護をお考えの方は『ライフケア・森の郷』にご相談ください。
高齢者が在宅で快適な生活を送れるように、サポートいたします。