2025.12.19

足が不自由な方や、歩行が安定しない方を介護する時に、車椅子を使用することもあるでしょう。
車椅子の介助をする時には、注意しないと事故やケガにつながる恐れがあります。
では、車椅子の介助をする時の注意点には、どのようなものがあるのでしょうか。
▼車椅子の介助をする時の注意点
■手足を巻き込まないようにする
車椅子の介助では、介護される方の手足が車椅子の車輪や器具に巻き込まれないように注意する必要があります。
座っている方の手足の位置をよく確認し、安全に使用できる状態だと判断できてから動かしましょう。
■座りすぎにならないよう時間に配慮する
車椅子に長時間座っていると、床ずれを起こす恐れがあります。
長時間使用する場合は、定期的に休憩を取って座位を変えたり、圧を分散できるクッションを使用したりしましょう。
■座位を確認する
車椅子を使用する場合は、正しい状態で座れているか必ず確認しましょう。
正しく座れていない場合、体に負担がかかり、床ずれが起きる恐れがあります。
■坂道や段差は特に注意して介助する
坂道や段差などのある場所を通る場合は、慎重に進めましょう。
傾斜や段差によって勢いがついたり強く揺れたりすると、落下してケガをする恐れがあります。
■パンクしていないか確認する
パンクした状態で車椅子を使用すると、事故が起こる恐れがあります。
使用前に必ず確認しましょう。
▼まとめ
車椅子の介助をするときの注意点は、以下の5つです。
・手足を巻き込まないようにする
・座りすぎにならないよう時間に配慮する
・座位を確認する
・坂道や段差は特に注意して介助する
・パンクしていないか確認する
介護される方の安全を確保するためにも、注意点を意識して介助しましょう。
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