移乗介助の注意点とは?

移乗介助の注意点とは?

2024.05.03

「移乗介助」とは、車椅子からベッド・便座など、体を別の場所に移すことをさします。
移乗介助には、適切な対応と注意点があるのをご存じでしょうか。
今回の記事では、移乗介助における注意点について解説します。
▼移乗介助の注意点
■ベッドと車椅子の間隔は15~30度
安全でスムーズな移乗を実現するには、ベッドと車椅子の高低差に注意が必要です。
高低差があると移乗が難しいため、高低差は15~30度に保ち、できるだけ平行に移乗するようにしましょう。
■ブレーキをかけフットレストを上げる
移乗の前には、車椅子のブレーキを確実にかけ、フットレストを上げておきましょう。
これにより、意図せぬ動きによる足のケガを防げます。
■前傾姿勢を意識し、自力で立ち上がりやすい状態にする
移乗をスムーズに行うためには、要介護者ができる限り前傾した姿勢をキープすることがポイントです。
これにより立ち上がりやすくなり、介助者の負担も軽減されます。
■声かけでお互いの意思疎通を図る
スムーズで安全な移乗のためには、お互いのコミュニケーションも欠かせません。
移乗の直前に声かけを行い、意思疎通を確認することで安全に移乗が可能です。
声かけがあるだけで、要介護者は次にどのような動きがあるのか予想できるため、安心して身を任せられることにもつながります。
▼まとめ
移乗介助の注意点は、以下のとおりです。
・高低差に気を付ける
・ブレーキをかけフットレストを上げる
・前傾姿勢を意識し、自力で立ち上がりやすい状態にする
・声かけでお互いの意思疎通を図る
これらのポイントを押さえることで、安全でスムーズな移乗を行えるでしょう。
板橋にある『ライフケア・森の郷』では、訪問介護サービスを行っております。
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